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家族で同じ歯科医院に通うメリットって?

  • 歯科トピックス
家族で同じ歯科医院に通うメリットって?

歯科医院を選ぶ際、こどもは小児歯科、おとなは一般歯科と分けて通っているご家庭も少なくありません。

しかし、実は家族全員が同じ歯科医院に通うことで、得られるメリットがたくさんあるのをご存じでしょうか?

忙しい毎日の中で、家族みんなが健康なお口を保つためには、歯科医院のかかり方を見直すことも一つの方法です。

この記事では、家族で一緒に同じ歯科医院へ通うことのメリットをわかりやすく解説します。


■通いやすさがアップする

・スケジュール管理がしやすい

家族で同じ歯科医院に通っていれば、診療の予約を同じ日にまとめて取ることができます。たとえば、こどもの定期検診のついでにおとなも診てもらうといったように、時間を効率的に使えるのが大きなメリットです。

とくに共働き家庭や兄弟姉妹のいるご家庭では、バラバラの歯科医院に通うと通院スケジュールの調整が大変です。

同じ医院ならその負担を減らせるため、家族みんなが無理なく続けられる環境が整います。


・場所に慣れやすくなる

親子で同じ歯科医院に通っていると、こどもが医院の雰囲気に早く慣れることができます。

パパやママが治療をしている姿をこどもに見せることで、安心感を持ちやすくなります。

歯科医院に対する怖いというイメージを取り除くには、信頼できる歯科医師と環境に触れることが大切です。

家族で一緒に通うことが、こどもの歯科への苦手意識を軽くする助けにもなります。


■予防意識や健康管理

・家族単位での健康管理ができる

同じ歯科医院に通うことで、歯科医師が家族全体の口腔状況を把握しやすくなります。

たとえば、親子で同じような噛み合わせの問題がある、むし歯になりやすい体質が共通しているなどといった情報をもとに、予防や治療のプランを立てることができます。

家族それぞれの状態を個別に診るのではなく、家族全体としての傾向や生活習慣までふまえたケアが可能になるのは、同じ医院に通っているからこそのメリットです。


・予防意識が家族全体に広がる

家族みんなが定期的に検診やクリーニングを受けていると、自然と家庭内でも口腔ケアへの意識が高まります。

「次の検診までにしっかり歯みがきしよう」「お菓子の量に気をつけよう」といった前向きな声かけが生まれ、生活習慣そのものに良い影響があると考えられます。


■こどもの成長を継続的に見守ってもらえる

・成長段階に応じたケアが可能に

乳歯から永久歯へと変化するこどものお口の中は、成長とともに大きく変化します。

定期的に通っている歯科医院なら、その変化を長期的な視点でしっかりと見守ることができます。

歯並びや噛み合わせの変化を早めに把握できれば、必要に応じて小児矯正や予防処置を適切なタイミングで始めることができます。

また、思春期や受験期など、ライフスタイルが変化するタイミングに合わせて、ストレスや生活リズムの乱れが歯に与える影響についても的確なケアができます。


■まとめ

家族で同じ歯科医院に通うことは、通いやすさや時間の節約だけでなく、口腔ケアに対する意識の共有や、成長に合わせた処置や計画ができるといった、さまざまなメリットがあります。

とくにこどもの将来の歯の健康を守るためには、親も一緒になってケアに取り組む姿勢が大切です。

家族ぐるみで通える歯科医院を見つけておくことは、長期的に見て大きな安心につながります。


ママとこどものはいしゃさんでは、お子さまからおとなの方まで、家族全員が安心して通える環境を整えています。

バラバラに通っているとスケジュールが大変というお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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